シャルキュティエ田嶋について
シャルキュティエ田嶋のご案内
古代より保存食の目的として加工されてきた燻製と塩漬け。この二つに様々なスパイスを組み合わせて完成した物がハム・ソーセージといわれています。
近年「保存食」というより、燻製の豊かな香り、塩漬けによる肉の熟成味。スパイスによる味の変化などを楽しむ、味覚嗜好の食品に変わっています。
時代の変化、食の変化の中で、田嶋ハム工房が常に大切にしている事、それは素材の質です。
私共、(有)田嶋畜産 シャルキュティエ田嶋は佐賀県の南端,長崎県との県境に位置し、西に多良岳連山、東に有明海を臨む太良町で長年国産豚肉の卸売業を営んでおり、豚肉の抜骨整形からハム・ソーセージの加工までを一環体制で行っている正真正銘のお肉屋さんが作るハム・ソーセージ工房。
経験で培った肉に対する確かな眼が素材の「質」への思い入れです。お客様が安心してお召し上がりいただける様、保存料、合成着色料は一切使用しておりません。
自然豊かなこの町で、肉の職人が一品一品手にとって確かめ、丹精込めてこつこつとハム作りに励んでおります。
生まれながらにして肉屋のDNAを引き継ぐ跡取り息子。保育園時、豚の頭骨をかじっていた!らしい。(父親談)。地元太良高校を卒業後、「日本獣医畜産大学 畜産食品工学科」へ入学し食品衛生管理者の資格を取得。平成3年3月大学卒業後約3年間神奈川県のハム製造会社に勤務。平成6年に地元佐賀に帰郷しハムソーセージの製造をを開始。平成18年ドイツ国際食肉加工コンテストで20品目中18品で金銀銅メダル獲得。平成20年温屠体製法による完全無添加ハムソーセージを製品化し国の認定事業である経営革新の認定をうける。平成21年九州新幹線開業イベントの「新さがんもんコンテスト」で「道の駅太良」で販売している「メガドッグ」が最優秀賞獲得。さらに平成23年、新商品「シュマルツ」を開発し2度目の経営革新認定を受ける。平成25年12月より念願のプロシュート生ハム造り試作を開始し只今熟成中。
教えて!田嶋社長!
Q:太良町ってどんなところ?
田嶋ハム工房の無添加ハム・ソーセージは豚肉、食塩、砂糖、香辛料のみの脱添加物ハムソーセージです。健康・体にやさしいをイメージしテーマにしています。現在、食塩は長崎産五島灘の「いそ塩」、砂糖は北海道産の「甜菜糖」を使用しております。
Q:無添加ハム・ソーセージ作りのポイントは?
無添加を作るうえで一番のポイントはソーセージの結着にあります。温屠体製法とは、屠殺直後の豚肉を原料とする事で、結着剤を用いず、自然に肉同士がくっつくと言う事です。弊社から車で3分の場所に食肉センターがあり、地の利を活かした製法です。この製法は、昔のドイツの家庭で、飼育していた豚を保存食のハムソーセージに加工していた方法です。ただ、添加物を使用しないため、冷蔵での賞味期間が少ないので、安全を期して保存、流通は全て冷凍で行っております 日本でも加工出来る所が非常に少ない特殊技術の製法ですので、価格的には高めになりますが、弊社の本業は豚肉専門の卸問屋ですので、価格を抑える事が可能です。近年の状況を見ると、特に東日本震災以降、健康に留意される方が増えたとみられ、無添加ハムソーセージの売り上げは増加傾向にあります。
Q:安心安全への取り組み
最終的には養豚農家さんの顔、作り手の顔が見える商品をめざしています。自社で捌いた安全、安心の佐賀県産、長崎県産の超新鮮豚肉を原料とし、食塩、砂糖、香辛料のみで作ったハムソーセージです。食塩は長崎産五島灘の塩。砂糖は北海道の甜菜糖。燻製に使う桜のチップも九州産です。お取引先とのつながりで、3か月毎に原料肉の放射能検査も行っております。安心してお召し上がりください。
有限会社 田嶋畜産 シャルキュティエ田嶋
〒849-1603 佐賀県藤津郡太良町大字糸岐6810
TEL 0954-67-0338 FAX 0954-67-0187
Email shopmaster@tajimaham.net
- 2022.04.07
- 10:27
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