きっかけはドイツのコンテスト


作り方が大きく変わったのは、2006年ドイツの国際食肉加工品コンテストへ出品すると決め、本場ドイツタイプソーセージの試作にとりかかってからでした。

ドイツタイプの勉強を始めてわかったのは、どのようにすれば作りたいものを作れるのか。SUFFA(ドイツ国際食肉加工品コンテスト)初出品の結果は、ゴールド(金)メダル 8個、シルバー(銀)メダル 7個、ブロンズ(銅)メダル 3個という快挙を達成しました。

ドイツでは、ウデ・牛・バラを主に使いますが、それは、生肉でもウデ肉は味がある部位で、甘みや旨味など肉本来の味がわかりやすい部分でもあるから。コスト的にはUPしましたが、お客様に喜んでもらうことを考えると妥協はできません。

ハム・ソーセージを1つ1つ手造りすることは大変だけど、肉が好きで、ハム・ソーセージが好きで、美味しいものを作りたい。職人にとって一番の喜びはお客様から「美味しかった」と言ってもらえることなんです。

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